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メイドインアビス『深き魂の黎明』感想!おいおいボンドルド・・・

  • 2020年3月9日
  • 2020年4月27日
  • アニメ
  • 96回
  • 0件

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』を見ました。
「映倫R15+」になっています。
15歳未満の入場・鑑賞が禁止です。
鑑賞する場合は注意して下さい。

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』
当然の如く、楽しめました。

リコとレグは黎明卿ボンドルドとの出会い。。
ナナチにとっては黎明卿ボンドルドとの再会。

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』の内容は『黎明卿ボンドルド』との出会いと別れの物語です。

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』あらすじ

世界に唯一残された秘境の大穴“アビス”を冒険する者たちは探窟家と呼ばれ、身寄りのないリコは母のような偉大な探窟家になることを目標にしていた。

ある日、母の白笛が発見され、リコはアビスに潜ることを決意する。
記憶を失ったロボットのレグと共にアビスに潜ったリコは、深界四層でタマウガチの毒に苦しむが、不思議な生き物ナナチに救われる。

公式サイトより

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』声優・スタッフ

リコ
→富田美憂
レグ
→伊瀬茉莉也
ナナチ
→井澤詩織

ボンドルド
→森川智之
プルシュカ
→水瀬いのり

原作
つくしあきひと

監督
小島正幸

副監督
垪和 等

脚本
倉田英之
キャラクターデザイン
黄瀬和哉(Production I.G)

総作画監督
齊田博之
作画監督
小栗寛子
崎本さゆり

エフェクト作画監督
橋本敬史
生物デザイン
吉成 鋼
デザインリーダー
高倉武史

コンテ
小島正幸
酒井智史

演出
高橋賢 垪和等 森賢(ぎふとアニメーション)

アクションアニメーター
酒井智史
杉田柊

メインアニメーター
小里明花
小池裕樹
小出卓史
黒田結花
谷紫織
馬場健

美術監督
増山 修(インスパイアード)

美術設定
西 俊樹
平柳悟
菱沼由典

色彩設計
山下宮緒

撮影監督
江間常高(T2スタジオ)

音響監督
山田 陽
音響効果
野口 透

音楽
Kevin Penkin
音楽プロデューサー
飯島弘光
音楽制作
IRMA LA DOUCE

アニメーション制作
キネマシトラス

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』内容(ネタバレあり)

黎明卿ボンドルドとは?

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』を語る上では絶対に外せない人物、それは『黎明卿ボンドルド』です。

黎明卿ボンドルドの登場シーンがかっこいいです。
祈手(アンブラハンズ)を引きつれてリコたちの前に現れます。
合理的で紳士的な男・ボンドルド。穏やかな口調と低い姿勢。リコたちにも敬語で話しかけます。メイドインアビスの魅力に取りつかれた男、黎明卿ボンドルド。全く裏表がありません。
※祈手(アンブラハンズ)・・・配下の者達の総称・助手もこなす。

メイドインアビスの謎を解くためだけに研ぎ澄まされた合理的な思考は、世間一般の倫理感を持ち合わせていません。レグの体の構造が知りたいから、分解しようとします。尿の成分を調べたり、人間のように痛覚を感じることに興味を持ちます。レグの右腕は切断。
貧民街から連れてきた子供たちを悪意なく実験に使います。自分の娘として育てていたプルシュカも実験に使います。

白笛の階級であるボンドルド。

白笛の材料は「命を響く石(ユアワース)」です。
「命を響く石(ユアワース)」の材料は人間です。そしてかつ、命を響く石になる人間が白笛の所持者に、自分の命を捧げる思いが無いと適合できません。
※本来の持ち主じゃないと使えません。

ボンドルドの白笛の材料はボンドルド自身です。

・・・どういうこと?

ボンドルドは特級遺物「精神隷属機(ゾアホリック)」を所持しています。
ボンドルドは他者の精神を隷属して、ボンドルドの意識を植え付けることが出来ます。ボンドルドに仕える祈手(アンブラハンズ)はボンドルドのスペックです。

ボンドルドは自分を移し替えることが出来ます。ただ自分は一人です。

自分を祈手(アンブラハンズ)に移し替えて、 最初の自分は『白笛』の材料。

レグたちはリコ、ナナチと協力してボンドルドを倒しましたが、ボンドルドは自分を祈手(アンブラハンズ)に移し替えて形勢逆転。次の戦いではボンドルドはレグの「火葬砲(インシネレーター)」によって下半身が吹き飛ばされました。それでもボンドルド新たに自分を祈手(アンブラハンズ) に移し替えています。

ナナチは完全にボンドルドを倒す事は不可能だと考えています。

最終的な戦いの最期は、戦闘に向いている祈手(アンブラハンズ)がいなくなってしまい、ボンドルドは戦うことをやめています。

ボンドルドは6層へ向かうリコたちを 祈手(アンブラハンズ) と共に見送っていました。

ボンドルドの娘プルシュカとは?

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』を語る上で外せないもう一人の人物は『プルシュカ』です。ボンドルドの娘として育てられたプルシュカ。血の繋がりはありません。

ボンドルドによってカードリッジにされてしまいました。

カードリッジってなに?

ボンドルドは上昇負荷(アビスの呪い)を克服しています。
その秘密はカードリッジにあります。
カードリッジがボンドルドの代わりに『アビスの呪い』の受けてくれます。
ボンドルドは『アビスの祝福』のみを受けとります。

※本来、 上昇負荷に呪いと祝福の両方がある。ただ呪いの効果が強すぎるため、
祝福の効用が見えない。

※ナナチが”成れ果て”にならず獣の姿になったのも、
ナナチの代わりにミーティが『アビスの呪い』を受け取ってくれた。

ナナチはカードリッジの作り方を知っています。
※昔ボンドルドの実験を手伝っていました。

「『重さ』になる手足や余分な内臓、肉や骨・・・目や耳を含め顔の前面から下あご・・・呪の妨げになる感覚器官は全て切除する。徹底的に削いで小さくなったものを再び肉と皮で包んで骨代わりこの箱にいれるんだ」

ナナチ台詞

脳と脊髄は残すそうです。

・・・・・・。

ちなみにボンドルドはカードリッジにした子供たちや”成れ果て”にした子供たちの名前をちゃんと覚えています。彼なりの愛情なのです。どういうことか言いますと、ミーティの愛情を受けることができたナナチの人格を評価しています。

ボンドルドは『アビスの呪い』と避け、『アビスの祝福』を得るにはお互いの間に愛情があったほうがいいと理解。で、子供たちに打算的な愛情をかけています。←個人的にはそう介錯しています。

プルシュカは最終的にリコの白笛になりました。
結果的にプルシュカが望んだ、リコたちとの一緒に旅に出たいという願いが叶っています。

※ボンドルドは 「精神隷属機(ゾアホリック)」 で自分を移し替えることができます。それなら自分自身をカードリッジ にすればいいじゃないの? ボンドルド、その実験も行っています。その結果はアビスはボンドルドを人間とは認識してくれず、実験は失敗に終わったそうです。

ボンドルドがこうなってしまった原因はここになるんではと・・・。

深界6層 : 還らずの都 「アビスの呪い」は人間性の喪失もしくは死。
六層から上昇負荷によって異形と化した者は「成れ果て」と呼ばれる。

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』の感想

楽しめました。
映画の冒頭で10分以内には、黎明卿ボンドルドとリコの一行が出会うきっかけが起きます。無駄な部分がなく、スムーズに本編の内容に入って行くことができました。個人的には主人公一行にナナチが加わったことによって感情移がしっかりできます。

レグ:行動。リコ:知識。ナナチ:知恵。
リコの知識をナナチが活かして、レグが行動する。3人のバランスのいいチームワークのおかげで、リコにイライラするストレスがありません。

「映倫R15+」に指定されてしまったことは、制作側としては不本意なんじゃないでしょうか?・・・確かにプルシュカが自分の切断されていく身体や内臓を見ているシーンがあったりします。ただ演出は、できるだけエグい感じにならないようしつつ、原作とのバランスもとる・・。そんな意図を感じました。

ただ改めて” 自分の切断されていく身体や内臓を見ているシーン ”字に起こすとなかなかエグいものがありますね。

個人的にはテレビシリーズの方がもっと痛々しい印象がありました。 「映倫R15+」 は残念ですが、時代はこれからもっと厳しくなったりするのかなと・・・思ったりもしました。

個人的にはプルシュカがリコの白笛になる。
この条件→”「命を響く石(ユアワース)」になる人間が白笛の所持者に、自分の命を捧げる思いが無いと適合できない。”

リコと プルシュカは、比較的最近出会ったばかりです。

そんなに人間関係できていないじゃん?

そんなに仲良くなれるの?

見ている人はそんな疑問も浮かぶでしょう。そんな疑問をなくすために納得できる答えを感じさせる必要があります。そのためプルシュカのリコへの想いを描いていていました。そしてナナチが自身とミーティの関係性、想いには時間は関係ない的なダメ押しのセリフがありました。

個人的にはプルシュカのリコへの想いを伝える回想の部分が、ちと長いな・・・そんな風に思ってしまいました。とはいえ劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』十分に楽しめます。

黎明卿ボンドルドのぜんぜんブレない姿に、考えようによっては後半は少し笑えるのです。 ボンドルドは基本、ずっとリコたちを褒めています。 ボンドルドは自分がこれまでやってきたことに後悔もなければ、これからも躊躇しないんだろうな感満載なのです。

映画のラスト黎明卿ボンドルドが6層へ行く、リコたちを遠くから 祈手(アンブラハンズ) と共に見送るシーンがあります。

ボンドルドは、どんな気持ちで見送っているんだろう?

なんなら有望な若者たちの旅立ちを祝福してるんじゃないのか・・・?
個人的にはそんな風に思えてしまい・・・。
あの人どうしょうもないな・・・永遠に誰とも分かり合えることはないんだろう・・・でもきっと本人は元気いっぱいなんだろうなと思うと、少しだけ笑えるのです。

続編が楽しみです。