アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が泣けます。
全13話。すべての話で泣けてしまいました。
恥ずかしいしだいです。
それはともかく『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
商品ではなく、もはや作品なのです。
よくぞ制作してくれましたと、さすがの京都アニメーション。
すごい良かった。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン』とは、
時々出会える『この物語は誰かを救えるんじゃないのか?』
そういう類の作品なのです。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の内容は?
アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の大まかな内容は?
幼い頃から軍の武器として育った少女(ヴァイオレット)が自分の『心』を取り戻していく物語です。
ヴァイオレットは言います。
「知りたいのです! 『愛してる』を、知りたいのです」
"あいしてる"を知りたいのです。#ヴァイオレット・エヴァーガーデン #VioletEvergarden pic.twitter.com/e5nflP8PkM
— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) March 5, 2020
ヴァイオレットを守り上官であるギルベルト少佐は命を落としました。
ギルベルト少佐が最期にヴァイオレットに残した言葉です。
「生きるんだ……ヴァイオレット。君は、生きて、自由になりなさい」
「心から、愛してる!」
ヴァイオレット……。
— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) February 26, 2020
君は、生きて、自由になりなさい……。#ヴァイオレット・エヴァーガーデン #VioletEvergarden pic.twitter.com/DZ5t6sUaFU
心から……愛してる。#ヴァイオレット・エヴァーガーデン #VioletEvergarden pic.twitter.com/kmtTdFjTNR
— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) February 27, 2020
少佐と出会う前のヴァイオレットについての説明です。
「その少女の存在は、密かに隠されていた。だがその少女を知る者は、彼女を武器だと言った。命令すれば戦う、人の形を模しているだけの、心を持たない、ただの道具だと」
ギルベルト少佐は上官であり、
軍の武器として扱われていたヴァイオレットに、人間として接した人物なのです。その人の言葉意味を知りたい。 ヴァイオレットは思います。
そんな物語よくあるじゃん!
どっかでも見たことあるよ。
違うんだよ。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
ヴァイオレットが心を取り戻していく過程をとても丁寧に描いています。
アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の魅力
設定の秀逸さ
ヴァイオレットは手紙の代筆をする仕事(自動手記人形)につきます。
※自動手記人形=タイプライターのことですが、人形のように代筆業を行う人間のことも「自動手記人形」と呼ばれてます。
ヴァイオレットは戦争で両手を失っています。
両手とも義手です。そして心に鈍感です。
人の心を代行する「自動手記人形」に不向きなんです。
「少しは理解できるようになったと思っていたのですが、人の気持ちは、とても複雑で繊細で。 誰もが全ての思いを口にする訳ではなく、裏腹だったり、嘘をつく場合もあり、正確に把握するのは、私にはとても困難なのです」
それでもヴァイオレットは様々な人の手紙を代行することによって、
言葉の中から相手の感情を掬い取っていけるようになっていきます。
優秀な自動手記人形 へと成長していきます。
「良きドールとは、人が話している言葉の中から、伝えたい本当の心をすくい上げるもの。あなたが良きドールになりますように。」
お客様がお望みなら、どこでも駆け付けます。
— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) March 11, 2020
自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです。#ヴァイオレット・エヴァーガーデン #VioletEvergarden pic.twitter.com/k2VgNKYhsT
人の心がわからず、両手も義手の少女が、
『心』を取り戻すために手紙代行の仕事つく。
この設定のキレイさ。
ヴァイオレットは元軍人であり、特に戦闘能力は高いです。先陣を切って戦っていました。ただアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』戦闘シーンはほとんどありません。
このバックボーンがあるなら戦闘シーンを入れてしまいがちになりそうなものの、あくまで『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、ヴァイオレットが『心』を取り戻してく物語なのです。
ブレずに真正面からしっかりその部分と向き合って制作したゆえの、凜としたうつくしさみたいなモノを感じとれる作品なのです。
ヴァイオレットの成長していく姿
ヴァイオレットは物語がすすんでいくと『心』というものを少しづづ分かり始めていきます。自分が過去にしてきたこと(戦争中、たくさんの人をあやめています)の大きさ分ります。
あの人たちにも愛する人がいたんじゃ・・・。
ヴァイオレットは人の心がわかってきたからこそ、苦悩します。
クラウディアは1話でヴァイオレットに言います。
「でも、これから君は、たくさんのことを学ぶよ」
「だけど、学ばない方が、知らない方が、楽に生きられるかもしれない」
「君は自分がしてきたことで、どんどん体に火が付いて燃え上がっていることをまだ知らない」
※クラウディアというのはヴァイオレットが働くC.H郵便社の社長です。
大戦中はライデンシャフトリヒ国陸軍の中佐であり、ギルベルト少佐とは士官学校時代からの親友です。
もし、私に何かあったら、ヴァイオレットを頼む。#ヴァイオレット・エヴァーガーデン #VioletEvergarden pic.twitter.com/1ztT1Ic8ri
— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) February 19, 2020
『心』がわかるようになっていくヴァイオレット。
それゆえの苦悩がはじまる。どうなっていくんだいヴァイオレット?
アニメ『ヴァイオレットエヴァー・ガーデン』の口コミ
ヴァイオレット・エヴァーガーデンって言うアニメめちゃくちゃ感動するから見て欲しい!
さすが京アニさんって感じで泣ける。
最近アニメめっちゃみてる。
おすすめされたヴァイオレット・エヴァーガーデンやばい。これめっちゃ泣ける
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』はとても素敵な作品なので是非みてほしい。ほんと泣ける
ヴァイオレット・エヴァーガーデンを久しぶりに見てきたけどやっぱり「少女と自動手記人形」は泣ける。
この回に登場する名言 「愛する人は ずっと見守っている」
ヴァイオレット・エヴァーガーデンまじで泣ける。
1話から大号泣だよ・・・。
『ヴァイオレットエヴァー・ガーデン』のあらすじ
想いを綴る、愛を知るために。
感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。 これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。
公式サイトより
#ヴァイオレット・エヴァーガーデン ご紹介2/4
— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) December 27, 2019
物語を彩るのは様々な依頼人たち。
第1・2話はヴァイオレットと代筆業との出会いの物語。
第3話は傷痍軍人の兄を立ち直らせた妹の手紙。
第4話は恋した少女と家族とのすれ違いの物語。#VioletEvergarden pic.twitter.com/GHmBFKmBr9
#ヴァイオレット・エヴァーガーデン ご紹介3/4
— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) December 27, 2019
第5話は恋文に託した王女の想いの物語。
第6話は天文台の少年と初恋の物語。
第7話は劇作家が亡き娘のために完成させた戯曲の物語。
第8話はヴァイオレットの過去と大切な人との別れの物語。
第9話はヴァイオレットが前を向く物語。#VioletEvergarden pic.twitter.com/IXUrCMNFi2
#ヴァイオレット・エヴァーガーデン ご紹介4/4
— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) December 27, 2019
第10話は一人残される娘へ、先立つ母が送った手紙の物語。
第11話は傷ついた少年兵が恋人へ送った最後の手紙の物語。
第12・13話はヴァイオレットの見出した「愛してる」の物語。
あなたの心を動かすエピソードにきっと出会えます。#VioletEvergarden pic.twitter.com/LpmZuB6vEl
『ヴァイオレットエヴァー・ガーデン』声優・スタッフ
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
→石川由依
クラウディア・ホッジンズ
→子安武人
ギルベルト・ブーゲンビリア
→浪川大輔
カトレア・ボードレール
→遠藤綾
ベネディクト・ブルー
→内山昂輝
エリカ・ブラウン
→茅原実里
アイリス・カナリー
→戸松遥
原作
暁佳奈
監督
石立太一
シリーズ構成
吉田玲子
キャラクターデザイン
高瀬亜貴子
シリーズ演出
藤田春香
世界観設定
鈴木貴昭
美術監督
渡邊美希子
色彩設計
米田侑加
撮影監督
船本孝平
3D監督
山本倫
小物設定
高橋博行
太田稔
編集
重村建吾
音響監督
鶴岡陽太
音楽プロデューサー
斎藤滋
音楽
Evan Call
音楽制作
ランティス
OP主題歌
TRUE『Sincerely』
ED主題歌
茅原実里『みちしるべ』
アニメーション制作
京都アニメーション